2019年7月23日
東京・新木場STUDIO COASTにて開催された
ナタリー主催のライブイベント
「ライブナタリー201907」
ザ・クロマニヨンズ×SUPER BEAVER
初・対バンの模様を記したいと思います。
参戦できなかった人にも雰囲気が伝われば幸いです!
この日の新木場STUDIO COASTには
世代の違うファンが詰めかけていました。
どちらのバンドのファンも老若男女がいますが、
この日は 世代差が
それぞれのワンマンの時より顕著でした。
僕はクロマニヨンズが目当てで、
SUPER BEAVERについては
正直、名前も知りませんでした…ごめんなさい!
しかし、今ではSUPER BEAVERとの
この日の出会いに感謝しています!
1階、スタンディングで開演を待ちます。
先攻は『SUPER BEAVER』
Vo.渋谷龍太 Gt.柳沢亮太
Ba.上杉研太 Dr.藤原広明 からなるロックバンド。
ホールのSUPER BEAVERのファン層ですが
もちろん10代~20代前半の若い層が多いんですが、
意外に30代~40代の層もいて、
幅広い年代の人に支持されていることが分かります。
2005年 結成ということなので、
2006年 結成のクロマニヨンズより
バンドとしては先輩ですね(笑)
しかし、この日は日本パンクロックシーンの
リビングレジェンド
Vo.渋谷龍太のMCからもリスペクトと意気込みが
感じられました!
「15年目のインディーズバンド
スーパービーバーです」
「15年という言葉の重みが こんなに ない
対バンは 久々でございます!」
「ただ 負い目 引け目は 一切ございません!
確信めいたものを 確信に変えてくれた
先輩との対バンでございます!」
「負い目 引け目は 一切ございませんッ!!
本日 俺たち 前座じゃねぇッス!
対バンです!
ヨロシクお願いします‥‥」
この冒頭の挨拶で、グッと心を持って行かれました!
挨拶代わりの1曲目!
『証明』
「どんなに楽しい道だって
終わりがくることくらいは知ってる!」
「どうせやるなら!その貰った時間!
いっぱい進まなきゃ損することは知ってますんで!
本日も全力で!真ん中にブッ込んでみました… 」
" あっという間に終わってしまうよ~! "
突然 始まった2曲目!
『閃光』
「はじめましての方も!
名前は聞いたことあるぞって方も
もっともっと たくさん会ったことあるよって方も!
改めて自己紹介させていただきます!
俺たちがSUPER BEAVERです!
よろしくお願いします!」
「ついに 来ちゃったぜ~ この日が…」
「すごく純粋に楽しみでした!
ありがとうございます!」
「本当に 俺たちの時間から来てくれた あなたに
とっても感謝しています ありがとう 」
「一応 こう見えましても 15年目の…
とても若手とは言えないくらいの
バンドになってまいりました!」
「色んなことが この世の中 渦巻いております!
まあ 選ぶ基準はすごく単純!
俺たちがやってること!
ステージの上から歌うこと!
あなたが選ぶ基準!
好きか嫌いか! 以上です
よろしくお願いします」
3曲目!
『青い春』
「改めまして自己紹介させていただきます!
踊れないロックバンド!
SUPER BEAVERでございます!」
「しかしながら
本日はとっても嬉しい気持ちでございます!」
「ここは新木場コースト!
本日に限り
踊れないロックバンドSUPER BEAVERが
あなたと一緒に
ここをダンスホールに変えたいと思いますが
よろしいでしょうか!? 」
「じゃあ10代20代30代40代50代60代
踊れる人はどんくらいいるんでしょうか!?
じゃあ好きに踊って下さいね!
1.2.1.2.1.2.3 irony !」
アゲアゲなメロディで始まった4曲目!
『irony』
「もう一丁いくぜぇ」
「どういうわけか知らないけど
流行り廃りがあるってのは 妙な気がしていますね 」
「これ聴いてりゃかっこいいとか
これ着てりゃかっこいいそうッスよ
こんな生き方してりゃ今一番センスのある生き方が できるそうでございます!」
「わ~ ウルセ~ ほっとけよ
俺は 目の前のあなたは
そんなモノ 一度だって求めたことね~よな!」
「あのね!
在りたい自分の横にしか
会いたいあなたはいないんで!
あなたしか出会うことのできない!
会いたいあなたに!
新木場コースト!
この場所から会いにいこうぜ! 」
「次のナンバーです!ヨロシクお願いします!
予感という曲です!」
ということで、5曲目!
『予感』
「よく 喋りすぎだとお叱りを受けますけども
今日しか言えないことを言うのも
自分たちの美徳でございますので
勘弁してください」
「楽しいことを たくさん たくさん やりたくて
愚直に続けてきた結果ですね
こういう日に巡り会えることって
そうそう多くなくて
いつ生きてても
どんな場面でもそうだと思うんだけど
何の為に生きてるのかとか
何の為に音楽してるのかって言われたら
即答できるような 簡単なものでは
俺にとってはないです
ただ 生きてて良かったなって思える瞬間に
出会うために生きてんのかなと
今日 この景色を見て 再確認しております
どうもありがとうございます」
「新木場コースト
15年目のインディーズバンド
今日も昔も 変わらず ライブハウスにて
あなた達ではなく
あなたに歌う唄を
残りの時間もやろうと思います
ヨロシクお願いします」
「いこうぜ 新木場コースト!
先制攻撃 まだまだ続きますよ!」
攻撃の手を緩めず6曲目!
『嬉しい涙』
「1個 訊いていい?
コール&レスポンスって知ってる人います?」
「声出せって言ったら 声出して
手上げろって言ったら 手上げて
手叩けって言ったら 手叩くのが
コール&レスポンス……じゃねぇっ!!」
「120%で!あなたにコールしてますんで!
あなたも!あなたしかできない レスポンスを!
120で返してください!」
「音楽でひとつに とか!
音楽に訴えた とか…
…どーーでもいい!」
「お前に唄ってる!
お前が ひとりでかかってこい!」
"らーららら! うおーおーおお!"の掛け合いというか
もはや勝負でしたね!
オーディエンスも一人ひとりが120%で
やり返してました(笑)
「しかと聴こえました! ありがとう!」
7曲目!
『秘密』
「どうも ありがとうございます!」
「フェスとか 色々ありますけど
ライブハウス 帰ってきてくださいね」
「あの‥ この後 大先輩でてきて…」
「あの‥ 楽しみです 自分も(笑)」
ついに白状しましたね(笑)
「冒頭に言ったらね
ナメられるんじゃねぇかと思って
言わなかったッスけど(笑)」
「俺の人生の……
ちょっと 自分 フロントマンなんで
フロントマンに片寄った言い方するけど…」
「俺の人生で ダントツのヒーローが率いる
ザ・クロマニヨンズと
この場所で対バンできたことを
誇りに思います! どうも ありがとう!」
本人が思ったより歓声が大きかったからか…
「ゴールじゃないんだぜ でも (笑)」
「何にもゴールじゃないだよ (笑)」
「あのな~
背中見せてもらっちゃったからね」
「時代によって移り変わる
類いのモノではないと思ってるのが
正直なとこなんですね 」
「色褪せないモノはずっと色褪せないまま残ると
俺は思ってます 」
「ただ やっぱ
追いかけ続けるだけじゃつまらないんで
自分たちも少しは 背中見せられる存在に
あと何年かかるか分かりませんが
しっかりなりたいと思いますんで
どうか温かく見守ってください
ヨロシクどうぞ」
…と改めて決意表明。
ちょっと照れくさくなったようで…
「32年生きてきて
一番生意気なこと言ったかも知れない(笑)」
「大目に見てくれよ(笑) 今日くらいは(笑)」
「この先も 地に足つけて精進しながら
音楽やってこうと 真面目なんで 思ってます」
「自分で何ができるのか 音楽で何ができるのか
正直 知らないッスけど…」
「ただ一対一で向き合うのだけは忘れないように
言いたいことは この場で
言いたいことがあるうちに
言いたいことがある鮮度で
全部伝えられるように
この先もオンステージしていきます」
「最後の一曲
あなたとあなたの想ってる
すごく大事だなと
そう思う人にまでしっかりと届きますように
『ありがとう』という曲です」
イントロが始まっている時に
オフマイクで叫びました
「この道の先でまた会えることを楽しみにしてます!
ありがとうございました!」
なんか胸を打たれましたね。
最後を飾る 8曲目!
『ありがとう』
「ありがとうございました!
俺たちがSUPER BEAVERでした!」
「言われなくても分かってると思うけど
この後!大事な先輩が来ます!
ヨロシクお願いしますッ」
こうして
SUPER BEAVERの先制攻撃は終わりました。
01 証明
02 閃光
03 青い春
04 irony
05 予感
06 嬉しい涙
07 秘密
08 ありがとう
1時間かけて8曲をじっくり演奏しました。
いや~!猛攻でした!
この日に初めてSUPER BEAVERを知った僕は
曲もライブのお約束も何も知りませんでしたが、
気が付けば、拳を上げ、声を上げていました!
若手……とは言えないと 本人達も言ってましたけど(笑)
それでも30代になったばかりの彼らは
ロックシーンにおいては まだまだ若手…
こんな熱い若手バンドがあったとは知りませんでした!
この出会いに感謝です!
そして この出会いの機会を作ってくれた
後攻のザ・クロマニヨンズの出番が近づいてきました!