私の2019年のライブ観賞を語るうえで欠かせないのは
THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019
-GRATEFUL SPOONFUL-です。
2016年の再集結から3年。
そして、解散前のラストアルバム『8』からは19年。
2019年、ついに届いた9thアルバム『9999』
待望のNEWアルバムを引っ提げて行われたのが
-GRATEFUL SPOONFUL-です。
このツアーの特徴はセットリストにあります。
トランプの柄の♥️♦️♣️♠️に見立てて
4種類のセットリストで全国を回るという
バンドキャリア初の試みだそうです。
これは全部観たいと言うことで
横浜アリーナ♥️♦️
さいたまスーパーアリーナ♥️♦️
日本武道館♣️♠️
6公演行くことができたので
その時の事を記したいと思います。
まずは6/11 横浜アリーナ
この日の座席はSUPER指定席
SUPER指定席とはファンクラブ会員限定の
有料アップグレードです。
チケット申込み時にアップグレードも申込んでおくと
チケットの当選者の中から更に抽選があり、
そこで当選した人はアリーナの前方の席をGET
できるという制度ですが…
追加料金を払っているのに普通のアリーナ席と
SUPER指定席の違いがかなり微妙になってしまう場合もあるので… こればかりは運ですね。
でも、お土産とか日付入りの専用パスが貰えるので
記念としてはいいですよね。
この日の私のSUPER指定席はというと
前から17列目… 正直、微妙~って思ってました(笑)
しかし、当日アリーナに入ると想像よりステージが近く、テンションが上がりましたね!
定刻になると突然
SE ボナペティが流れ出しました!
9999未収録だったので何だ何だ?と思いました(笑)
途中で暗転すると『いよいよだ』という期待感から
大歓声が起こりました。
ボナペティが終わり、
オープニングナンバーの『この恋のかけら』の
イントロが流れ、歌い出しの所でメンバーの姿が現れ、
再び歓声が起こります。
続いて次曲『ロザーナ』のイントロが始まり、
「元気でしたか横浜ー!最高の夜にしよー!」
とロビンが叫びます。
続けざまに『熱帯夜』
解散前のファーストシーズンの初期からの人気曲。
4thシングルですね。
「帰ってきたぜ横浜ーー!」とMCが始まります。
「ついに関東、横浜アリーナ初日が始まりました。
今夜は♦️の日です。
今回は4種類のトランプのマークが
それぞれメニュー4種類ってことになっていて、
今日は♦️って事で。
イエローモンキーの曲の中でわりと宝石を…
光るものをイメージした構成となってます。 」
「アルバム9999もリリースされまして、
4桁の最大数って事で、SPOONFULってのは
スプーン1杯って意味らしいんですけど、
最後の足りない『1』にみなさんの心の『1』を
どうか私達に差し出していただいて…」
…と今回のツアーのコンセプトを
説明していたかと思えば、突然抑えられなくなったのか
「日頃の鬱憤もおありでしょう!?
THE YELLOW MONKEYに会いたかったでしょう!?
俺たちも会いたかったです!!
あっという間に楽しい時間は終わってしまいますよ! 最高の夜にしましょー!!」
…と、テンション爆上げで盛り上げてくれます
そして『砂の塔』のイントロが始まりました。
25thシングル、TBSドラマの主題歌になりました。
復活後のシングルとしては唯一CDで発売されてます。
続いても9999から『Breaking The Hide』
20thシングル『聖なる海とサンシャイン』
ザラついた感じのギターリフ好きです。
『Tactics』では
「横浜-!でっかい声を聴かせてくれー!」と
コール・アンド・レスポンスが始まります。
ロビン「オー イエーイ」
観客 「オー イエーイ」って感じで続いて
いい感じの頃合いで『Tactics』が始まります。
THE YELLOW MONKEYで唯一の両A面シングル。
もう一方のA面はあの『JAM』です!
使用されていたので、有名だし、人気曲ですよね。
長~~いイントロ(笑)から『天国旅行』が始まります。
この曲の世界観ってスゴいですよね。
美しい旋律の中で語られる甘美なカタストロフィというか、どんな思考でこんな曲が作れるんですかね
吉井和哉の作家性の高さを現している曲だと思います。
長~~いアウトロ(笑)の後、周りから女性のすすり泣きが聞こえてきました。
続いての『Changes Far Away』も
エモーショナルなロックバラードですが
天国旅行のように破滅的なものではなく
迷いや後悔を感じながらも前向きになれる内容の曲。
NEWS23のED曲として使われていますね。
このバラードの流れの中で『JAM』です。
言わずと知れたTHE YELLOW MONKEYの代表曲。
永遠のロック・アンセムですね。
ザッザッと音がして、ステージの巨大モニターに
ジャコウ猫がフェードインしてきました。
まあ、あのアニメを見てジャコウ猫だと解るのは
次曲の『Balloon Balloon』を知ってるからですけど(笑)
『SPARK』の疾走感溢れるイントロが流れると
会場の雰囲気が一瞬で最高潮になります。
「イエーイ!楽しんでますか-?横浜ー!」
「ね、やーね。梅雨でジメッとしててね。
でもいーんですよ。ジメジメしたバンドなんでね」
「ジメジメしてきましたか?色々
色んな毛穴ジメジメしてきましたか!?イエイ!
ジメジメーー!ジメジメーー!」
「ジメジメもこうやって言うとカラッとしてくるな~」
「じゃー更に9999のナンバーを楽しんで下さーい」
ベースのリフが流れ、オーディエンスsも一体となり
手拍子を打ちます。『Love Homme』の始まりです。
さっきジャコウ猫が歩いてたモニターの中で今度は
黄色い猿が狂ったように手拍子を打ってます(笑)
続いてはイントロからしてギラギラ感満載の
『天道虫』です
再び会場のボルテージが最高潮に達します。
麻雀のドラマの主題歌と言うことで、歌詞にも麻雀用語が散りばめられているんですけど、
こんなにドラマに寄り添った詞なのに、何でこんなに
格好良くばるんですかね。
「ありがとー!どうもありがとう 横浜ー!」
「横浜アリーナ!今年で30周年だそうです!
おめでとーー!」
「何とイエローモンキーと同い年なんだそうです!」
「この横浜アリーナは我々にとっても
ホントに想いで深い…
…聖地と呼ばせてもらったら、
どうかわからないんですけど…」
「本当に大好きな会場で、
過去の作品も横浜アリーナの
ライブがたくさん残っていて…」
「何回やっても、この独特の空気感が最高です横浜!」
「個人的にこのツアー、毎日メンバーと回れるだけで
最高です みなさんも最高だといいな-!?」
「メンバー一人一人、人間なんで、
みなさんと同じように問題や悩みがあります。
それでもイエローモンキーがあれば
なんか、乗り越えていける」
「みなさんにとってもイエローモンキーがそういう
存在だったらいいです。
自分だけのB級グルメみたいな感じで(笑)
あんまりみんなに薦めなくていいですから
恥ずかしいでしょうから(笑)
宣伝は俺たちがやります。」
「初めて観る人もたくさんいるだろうけど、
今はまだ半信半疑かも知れないけど、
悪いようにはしないから、ついてきてくれよォ!
いいことあるぜぇぇ-!」
「じゃあ、また一緒にバラ色の日々を歩いて
探しに行きましょぉーおぉ-おおー」
…のまま、"追いかけてーも追いかけても"と
『バラ色の日々』へと
バラ色の日々よ~と観客が歌って
ロビンが『ビューティフォー』と叫び
歌に入っていくのがお約束だし、大好きな流れです。
そしてそのまま、会場がひとつになる楽曲です。
ロビン『暁にー 果てるまで - 悲しき! ASIAN 』
観客『ボーーーーイ』と鉄板ですよね。
こんなに上げ上げのハイテンションのロックなのに、
悲壮感が漂って、悲しい歌詞という矛盾が
吉井和哉っぽい気がします。
『 悲しきASIAN BOY』
曲のエンディングでロビンが
「Are you No.1 Rock'n roll asian!!!
THE YELLOW・・・」まで叫ぶので、
そのあとすかさず「モンキー!!!!!」と
皆で叫びます。
こうして、最高潮を更新したところで本編は終了です。
アンコールでメンバーが再登場し『Titta Titta』
そして『太陽が燃えている』ではロビンが
ステージ両サイドから伸びている花道を歩き、
先端のお立ち台まで来ました!
私の席から5~6メートルくらいでしょうか!
これがSUPER指定席の力かと感動しました(笑)
観客がどっとロビンに近づこうと席を離れ柵のほうへ
移動しました。
私は隣の方が動かなかったので、近づけなかったです。
お客さんが薔薇を一輪、ロビンに手渡していました。
渡せた方は一生の思い出でしょうね!
その薔薇は最後はロビンがエマに捧げてました。
「ファスナーをおろしてーー」と次曲の歌いだしで
会場のボルテージは一段と上がります!
『SUCK OF LIFE』です!
一言で言えば『ゲイ』の歌(笑)
ライブパフォーマンスでもロビンとエマがイチャイチャするので女性ファンは喜びます!
でも、ロックナンバーとして本当に格好いいんです!
「LIFE」を30回は言って(笑)
最後は「THE YELLOW MONKEY MY LIFE」で締めてくれました。
メンバー紹介の時間です。
アニーが朝8:30からジムでトレーニングしてること。
エマが9999のネイルシールを貼っていること。
と兄弟を紹介したあと、
「俺のアニキ!廣瀬洋一!ヒーセ!」と続き、
ヒーセから
「なんだか今日はご満悦です!
この人!ノリにノッております!
ヴォーカル!吉井和哉!ロビーーン!」
とフロントマンを紹介しました。」
「どうですかみなさん、楽しんでくれましたかー?」
ロビンがシメに入ります。
「4つのメニューの一つです!
明日は❤️やって、さいたまに続きます!」
「ソールドアウトしてるって言っても残ってる時も
あります!あきらめかけている人はチャレンジ
してみてください!イエーイ!」
「一人でも多くの人に観てもらいたいです!イエーイ」
「このツアーは1回きりなんですよ!イエーイ!」
「…ということです(笑)
またこれからもよろしくお願いします!イエーイ!」
「本当に来てくれてありがとう!
また会いましょうーー! good night!」
♦️の最後を飾るのは『I don't know』でした。
曲が終わり、メンバーが手を振り、最後の挨拶をします。アニーは恒例の万歳をみんなでやります。
そして最後にキメるのはアニーです。
「ジメジメ-」!」とロビン一言でオーディエンスと盛り上がったこの日のネタを最後に入れてきました(笑)
アニー「ジメジメー!」
客「ジメジメー!」
アニー「ジメジメー!」
客「ジメジメー!」
アニー「あれー?さっきそんなんだっけー?」
アニー「ジメジメー!!」
客「ジメジメー!!」
アニー「うわー!最高!カラッとするぜ!
サンキュー!ベイベー! ありがとう!」
男前に去っていきました(笑)
以上を持ちまして、
THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019
-GRATEFUL SPOONFUL- 横浜アリーナ♦️公演は
終了しました。
19年ぶりのNEWアルバム『9999』を
引っ提げてのツアーですが、2DAYS通しで観ないと
『9999』の収録曲は全部聴けないセトリでした。
その分、1thシーズンの名曲が散りばめられていて、
新旧の絶妙なブレンドで、THE YELLOW MONKEYを
知っている人なら、誰もが楽しめる内容だったように
思います。
他の❤️♣️♠️の公演はまた今度記したいと思います。
SE ボナペティ
01 この恋のかけら
02 ロザーナ
03 熱帯夜
04 砂の塔
05 Breaking The Hide
06 聖なる海とサンシャイン
07 Tactics
08 天国旅行
09 Changes Far Away
10 JAM
11 Balloon Balloon
12 SPARK
13 Love Homme
14 天道虫
15 バラ色の日々
16 悲しきASIAN BOY
17 Titta Titta
18 太陽が燃えている
19 SUCK OF LIFE
20 I don't know

30th Anniversary『9999+1』–GRATEFUL SPOONFUL EDITION–
- アーティスト:THE YELLOW MONKEY
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2019/12/04
- メディア: CD